協議会の報告

 10月7日の協議会の簡単な報告をかねて「最後に守るもの」について考えてみました。至大荘のことも念のため。

 当方が、今回の千代田区の案に違和感をもつ原点は、学区を狭める案だからです。母校がコース制をとり、学区を全都に移行した方向(都立高全体の流れの先鞭となりました)と逆行するものだからです。

 10の学区に一校づつ振り分けている都立中高一貫校計画に九段のある1区だけが空白になっています。

 10校の都立中高一貫校に囲まれて区立中等教育学校が、より憧れられる学校になるのだろうか。

 都立から区立になって良いことが何も見えない。

 これが主張です。

 この辺のことはこれまでこの掲示板に何回かに分けて書き込みました。
このページに後輩が纏めてくれましたので、ご存じない向きには後でご覧下さい。

 入学条件が当初「千代田区立小学校卒業」というのを、東京都の要請に応じて最近入学条件を「都民1:区民1」として、門戸を広げたようにしています。

 しかし、そもそも千代田区立小学生は半数近くが区域外就学でもあるので、基本姿勢を変えたものではなさそうです。では区域外就学の他県の生徒はどのようにお考えかとの問には、細かいことはまだ詰めていないとのこと。些細なことですが、表現を変えて問題をごまかそうとした無理が垣間見えました。

 この「 区立にする良さが見えない。」これは校長先生も感じていらっしゃると思います。前回の協議会での校長先生は、この基本的なことを論議しようとしていました。

 佐藤校長は「 千代田区は文武両道の伝統と実績を踏まえ、千代田区立中等教育学校として活かし、更なる向上・発展を目指すといつもいうけれど、実際にどのようにしてそれを確保するのか納得行く説明が得られない、まして都立高校長の立場からは、そのような言葉を千代田区から頂いても了解できない。都立高校長へは東京都の考えとして充分説明いただきたい。」という主旨のことを「繰り返しますが」と前置きしながら再三議長の都担当者に伝えました。が、そこで終わってしますのです。また、校長は「 学校はモノではない、生き物です。どのように変わってしまうかも判らない。それを理解してください。」とこれも何回も強く発言されました。

 一方この日の協議会で、千代田区の担当者が九段高の校歌・校章・校名の存続に配慮するとして「校名は九段を使えるでしょうし、校歌の1・2番については校名を合わせれば、そのままでも生かせるのではないか。ただ3番はこれまでもあまり云々、、、、。校章もデザインを生かして云々、、、、、」等と話し出しました。

 (ここで当傍聴者は大声で「おい、おい、ちょっと待て、そこまで踏み込むなよ!」と、ココロの中で・・・お陰で傍聴しつづけられました。 )

 校長は根幹の問題を、千代田区は枝葉の問題を論議していました。この日は論議にならない協議会でした。


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